■今は心に余裕のある暮らし。でも、数年前は全然ちがった。
今のわが家は、生活にゆとりがあります。
子どもたちの学費も準備できていて、楽しい体験にもお金をかけられる。
このままいけば、老後の資金もしっかり備えられそう。
贅沢はできないけど、日々の出費に悩むことはなく、心に余裕をもって暮らせています。
でも、給料が大きく増えたわけではない。
生活がラクになったのは、「お金の使い方」と「考え方」を根本から見直したから。
ここまで来るには、きっかけがありました。
そしてその前には、思い出すだけで苦しくなるような、家計のどん底時代がありました。
■あの頃のわが家は・・・まさにどん底
過去のわが家には、借金がありました。
その額、〇〇〇万円。住宅ローンでも、車のローンでも、奨学金でもありません。
――任意整理を経験しています。
家賃よりも高い返済額が、毎月のしかかる日々。
毎月赤字。貯金なんてできない。先の見えない不安。
誰にも相談できず、一人で抱え込んでいました。
しかもそのころ、わたしは第二子を出産したばかり。
幼い子ども2人の育児に追われながら、お金もなく、心も体もボロボロ。
あの頃が、人生でいちばん苦しかった時期です。
■節約しても、数百円しか浮かばない毎日
当時のわたしは、「とにかく節約するしかない」と思っていました。
ポイ活、スーパーのはしご、食費と日用品の節約。
電気はこまめに消して、冷暖房もなるべく使わない。
がんばっても、月に数百円の節約がやっとでした。
このままじゃ、家計はいつか破綻する。
わたしたち夫婦の老後どころか、子どもたちの未来も真っ暗。
そんなことは、わかっていました。
だからこそ、何とかしたくて。
毎日、お金のことばかり考えていました。
子どもたちを寝かしつけ、夜な夜なスマホを開いて、役立ちそうな情報を探す日々。
常にアンテナを張りながら、答えを必死に探していたんです。
このあと、どんなきっかけで変わっていったのか、何を始めたのか――
そんな話はまた、次回の記事で。
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