字幕で観たズートピアは、まったく別の物語だった【ネタバレ注意】

⚠️この記事はネタバレを含みます⚠️


子どもたちとズートピア2を観てから、すっかりズートピアにハマってしまいました。
気になって、字幕でズートピア1を観てみたんです。

吹替版のズートピアは
明るくてポジティブ
子ども向けの楽しいバディコメディ
家族で笑って観られる映画

そんな印象でした。

でも、字幕版を観て思ったんです。

これ、全然違う話じゃない?

●字幕と吹替を見比べて感じた違い

・キツネ差別の描かれ方

字幕版を観てまず感じたのは、キツネ差別の強烈さです。
どこへ行っても「キツネだから」と言われる。
言葉がストレートで、はっきりとしたトゲがあります。

一方、吹替版はかなりマイルド。
ニックは「幼少期に差別で傷ついた過去がある」くらいの印象でした。

でも字幕版のニックは違います。
過去のトラウマだけでなく、今この瞬間も差別の中で生きている存在として描かれているんです。

・ニックの雰囲気

吹替版のニックは、余裕があって色気もたっぷり。
自信がありそうで、過去のトラウマとのギャップが魅力的です。

字幕版のニックは、まったく違います。
キツネ差別の中で生きてきた傷だらけの存在。
自信を失い、どこか悲しげで切ない空気をまとっています。

同じキャラクターなのに、受け取る印象は別人レベルでした。


●心を閉ざした男・ニック

ニックは幼少期のトラウマを抱えています。
それだけでなく、今もキツネ差別の中を生きています。

彼は優しい。
だからこそ、差別の言葉に深く傷ついてしまう。

皮肉屋になることで傷つかないように自分を守っているんです。

キツネであることは変えられない。
どこに行っても「キツネだから」と言われる。

そうして傷を重ね、
自信を失い、
誰にも心を開かず、
皮肉で自分を守りながら生きてきた。

字幕版のニックを見ていると、
かわいそうになってきてしまいます。


●ジュディとの出会い

そんなニックにとって、ジュディは特別な存在でした。

ジュディは、ニックを「キツネ」としてではなく、
一人の存在として、平等に扱った。

事件解決のために、
「あなたが必要だ」と言ってくれた。

おそらくニックにとって、
自分を必要としてくれる体験は、初めてだったのだと思います。

だからこそ、ニックは
彼女にだけ、少しずつ心を開いていくのです。



●物語の芯

この物語の芯は、

差別で傷だらけになり、
誰のことも信じなくなった男が、
たった一人との出会いによって、
自分を取り戻していく成長ストーリー。

誰にも心を開かなかった男が、
ズートピア2で
「君は人生で一番大切な存在だ」
と言えるようになる。
もう涙なしでは観られません。


●翻訳と声優について

字幕と吹替でニックの印象は大きく違いますが、
ニックの本質は変わりません。

優しさ、誠実さ、包容力。
相手との違いを尊重し、
自分の根っこの価値観を手放さないところ。

違うのは、翻訳のニュアンスと声の表現。

吹替版は、日本の家族向け作品として
安心して観られるように調整されていると感じました。
声優さんの演技も本当に素晴らしいです。


●まとめ

字幕版ズートピアを観ると、
ニックというキャラクターは

「かっこいい男」から
「必死に生き抜いてきた男」へと変わります。

ズートピア2で心を揺さぶられた人ほど、
ズートピア1の字幕版は、きっと深く刺さるはず。

気になった方は、ぜひ字幕で観てみてください。



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